全国の地域作文コンクールを「地球さんご賞全国本部」は応援しています。その活動を継続的に支える皆様のサポートをお願いいたします。

会員にご登録いただいた方に地球さんご賞作品集「未来を照らす子どもたち」を進呈させていただきます。さらに、「地球さんご賞」本部活動や各地域の活動をメルマガにてお知らせいたします。

地球を!日本を!故郷を! 私たちの環境を考える。
そして、自分の言葉で作文を書く。

サポート会員の皆様に「地球さんご賞」全国作品集
-「未来を照らす子どもたち」を進呈-

県・市・町・村という「ふるさと」の地域の人々によって、子どもたちに文章を書いていただく。その作品を表彰することによって、子供たちに生きることに始まる社会や環境についてより深く考え行動する力を育てたい。この活動を全国に広めることを目指しています。

2024年度までに9547人


2022年「福岡県八女市」1箇所から始まり、2023年度は東京都大田区」、「静岡県静岡市」、「岡山県倉敷市高梁川」が参加し、2024年度は「富山市」「宮崎県都城市」が参加しました。

「未来を照らす子どもたち」 2025年版を出版しました。

2024年版に続いて2025年版を出版しました。紀伊国屋様本店を始めとして各地の書店さんの店頭へ並べていただきます。受賞した小中学生の身近な仲間の作品が全国に発信されます。

「BOOK MEETS NEXT 2024」オープニングイベントで 受賞者による朗読

秋の読書推進月間「BOOK MEETS NEXT 2024」オープニングイベントで「地球さんご賞」受賞者が招待され、紀伊国屋ホールで自作品の朗読をおこないました。会場に感嘆の声が聞こえました。

皆様のご声援やご厚意により「地球さんご賞」が全国に拡大し本部の活動が大きく広がりました。この拡大にともない、本部の活動に必要な経費が大きく増えました。「地球さんご賞」全国活動の継続のため、皆様に本部活動を支える資金を広く募ることとしました。ご援助は本部の拡充経費や、作品集出版などに充てさせていただきます。サポート会員にご登録(¥3,000)いただいた方へ、毎年発行する地球さんご賞全国作品集「未来を照らす子どもたち」をお送りさせていただきます。皆様のご支援をお願いいたします

会費使用項目

・出版費用:全国作品集制作費
・人件費:Web及び作文コンテスト運営・支援スタッフ
・印刷物:パンフレット、チラシ、表彰式関係費
・出張等費:新規団体立ち上げサポート、表彰式参加
・通信費:インターネット、Webサバ―等
・事務経費

地球さんご賞の活動は多くの方々に支えられて活動地域、プロジェクトを拡げています。

応援メッセージ

作家 安部 龍太郎さん

地球さんご賞の本部選考委員会は、私にとって幸せな年中行事になりつつある。直木賞作家の荻原浩さん、ヴァイオリニストの川井郁子さん、畏友である同志湊芳之さん、本年度から加わっていただいた歌人の田中章義さん、それに信頼する編集者の方々。
これほど華やかなメンバーが一堂に会し、子どもたちの作品について率直に語り合う場は、至福と言っていい喜びに満ちている。それは皆さんが子どもたちの将来について真剣に考え、愛情をもって選ぼうとしておられるからである。
また応募してくれた子どもたちや、この作品を推薦した地区実行委員会の方々に対する責任を果たそうという強い責任感がみなぎっているからだ。
今年の作品の質は一段上がった。応募してくれた子どもたちの意思がはっきりと見える作品が多かったというのが、選考会の一致した意見だった。
その評が当を得ているかどうか、作品集を読んでご判断いただきたい。


作家 萩原 浩さん

去年に続いて二回目の選考委員です。
 前回も、子どもたちの大人以上(少なくとも私以上)の環境問題の意識の高さに驚きましたが、今年はそれに加えて文章力、構成力の高い作品が増えていることに驚きました。
 いまの子はすごいですね。私たちの頃に比べたら、情報量がケタ違い。表現力の豊かさは、いろんな創作物に触れる機会が多いからだろうな。ネット社会の進展には賛否がありますが、いい面を活用して、すくすく感性を育ててほしい。AIに負けるな。
 さて、2025年です。21世紀も四分の一が過ぎました。今年地球さんご賞に参加してくれたのは、みんな2009年以降に生まれた子どもたち。22世紀まで生きる人たちです。21世紀の残り四分の三も、22世紀になっても、彼らが幸せに暮らすことができるように、いま考えなくてはならない問題、やるべき宿題がたくさんある気がします。
 とりあえず、なにかしなくちゃ。自分がいなくなった後の世界を考えるのは、大人の、とくに私のような世代の義務だと思います。


作ヴァイオリニスト 川井 郁子さん

今回は個性的で読み応えのある作品が多く、読んでいる時は楽しく、選ぶのは大変、という選考会となりました。
自然環境に対して自分が実際に出来る努力と向き合うリアルな作品から、ファンタジックな読み物風の作品まで幅広く様々でしたが、どの作品からも、環境問題を身近な問題として感じているからこその熱量を感じることができました。
今回の作品を書くにあたって、改めて現実を見据え、我が事として捉える機会になることはとても有意義なこととなるでしょう。
そして、応募者が今回の経験を通して、環境への意識の高まりはもちろん、自分の考えや想像を文章にすることの楽しさに気づきを得られたら、何より素晴らしいと思います。


作家 田中 章義さん

地球には人間以外にたくさんの生きものが暮らしています。世界で最も“のっぽの木”だと語られる高さ100メートルを超えるセンペルセコイア、さらには400年以上生きる深海魚のオンデコザメ等、私たちの星にはびっくりするほどの仲間がいます。
 地球はそんなたくさんの生きものたちの唯一無二のお母さん。その地球さえも包み込む果てしない宇宙があってこそ、太陽も月も銀河系も存在することができるのです。大いなる宇宙に生かされて、今日を過ごすことができている幸せ。
 今回、小中学生の皆さんのすばらしい作品を読んで、皆さんは人間以外の動植物とも友達になることができる人なのだと実感致しました。宇宙よりも広いもの――それは「心」なのでしょう。これからもぜひ作文やエッセイ、さらには小説、童話、詩、短歌、俳句など、いろいろな表現手段で、思いを表現してほしいです。皆さんの優しさから始まるもの――それが、この星の未来なのかもしれません。


歴史

2022年1回


2022年第1回環境問題を作文「地球さんご賞」の表彰式が八女市で開かれました。
小・中学生の作文コンクールで、九州・沖縄地区から1400点あまりの応募がありました。
選考を行ったのは、八女市出身の作家・安部龍太郎さんらで、海辺のごみを巡り拾えなかった心の葛藤を描いた作品などが受賞しました。

2023年2回


「地球さんご賞」は、水や環境をテーマにした小中学生の優れた作文を表彰するコンテストです。実行委員長は、作家・安部龍太郎さん。2023年に募集が行われた第2回地球さんご賞は、全国4か所(福岡県八女市、岡山県倉敷市、静岡県静岡市、東京都大田区)で実施され、全4624作の応募作のなかから、30作の全国入賞作品が選出されました。作家・アーティスト賞をはじめとする入賞作品は、地球さんご賞の公式サイトで発表されています。

2023年「第1回 おおた地球さんご賞」作文・エッセイコンクール表彰式を開催しました。川井郁子さん(ヴァイオリニスト、作曲家)、小島さやかさん(ピアニスト)のミニコンサート動画です。川井郁子さんは地球さんご賞本部最終審査員としてもご参加頂いております。 「さんご賞のように、一人一人が自由な視点で自分と向き合って思考を深めながら、社会の、地球の一員という意識を高めていくのはとても意義のあることだと感じました。」
( 2023年度未来を照らす子どもたち 地球さんご賞作品集)川井郁子様コメントより

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